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好きな音楽を聴くとアルツハイマー病の緩和につながる可能性

親しみがあって、その人にとって意味がある音楽を聞くことで、アルツハイマー病の患者の認知能力に有益な効果があることが示されていました。

新しい研究では、音楽の効果が脳のどの部位に影響を与えているかが明らかにされました。
実験の参加者は、3週間にわたり、昔からよく知られている音楽を集めたリストを1日1時間聴きました。効果を検証するために、実験の前後で脳の構造と機能をMRIを用いて測定しました。
MRIのスキャンにおいて、新曲を聴いているときには主に聴覚野が活動し、つまり音楽を聴いているという体験を反映していました。一方、昔から知られている曲を聴いているときは、認知を担っている前頭前野や、アルツハイマー病の影響をほとんど受けない古い脳領域である皮質下領域でも活動が見られました。これらは、昔から知っている曲、好きな曲を聞くということが、認知や記憶を処理している脳の領域にアクセスするということを示しています。

また、認知機能をテストすると、記憶領域での改善があることも確認されました。

研究者は、よく知っている音楽、好きな音楽を繰り返し聴くという、家庭で簡単にできることが、軽度認知障害やアルツマイマー病初期の改善につながる可能性があると述べています。

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