例えば以下のような事例があります。

■子供に楽器演奏を習わせると脳の発達に有利。高校まで続けると1年余分に学んだのと同じくらい成績が上がる
ノースウェスタン大学のニーナ・クラウス教授は、「楽器演奏が実際にどう脳を発達させるのか?」という問いを確かめるため、6歳〜9歳の子どもたち44人に対し2年間の追跡調査をしました。

すると楽器を習っている子供は、習っていない子供に比べて、音に関係する脳の深部領域がより鋭く反応するように発達していることがわかりました。この結果は、小学校に入りたての子供の脳にとって、音楽は良い影響を与えるのだという重要なエビデンス(=客観的な事実)です。

さらに別の研究からは、音楽を高校まで続けている生徒は、1学年上の生徒と同レベルの成績が取れることも分かってきています。

本セミナーでは「音楽が脳に与える良い影響」に関して具体的にさらに詳しい話をします。以下のような内容になります。
子供の脳と楽器演奏
高校生と音楽
音楽が脳にもたらす機能的な違い
大人になってから楽器演奏を始めても無駄?
我々はどこまで聞こえるのか

セミナーの後半では、neumo社が開発した音感を測定する新しい方法についてもご紹介します。

★オンラインセミナー参加者限定特典★
教室の宣伝にも使えるPDFをプレゼント!

<セミナー概要>
日時:2021年1月28日(木)14時開始
費用:無料
会場:Zoomを使ったオンラインセミナー
対象:楽器の先生を対象としたセミナーですが、先生以外の方でも参加頂けます

<講師>
若林龍成(株式会社neumo 代表取締役CEO)
幼少期にバイオリン、成人後にジャズピアノ、尺八、篠笛も演奏。
音楽の経験や中国語での講演を経て、音と脳の関係に興味を持ち音楽脳科学のサービスを開発。
日本の脳科学研究を牽引するATR(国際電気通信基礎技術研究所)の特別顧問を兼任。
京都大学・東京大学の元非常勤講師。
公益財団法人 音楽文化創造の地域音楽コーディネーターへの講演も実施。