音感を測定するプログラム

従来の聴覚検査とは異なり、音楽のための音感を測定できるサービスです。
この測定システムは、あなたが音の差をどこまで細かく聞き分けることができるのか、
1セント(半音*の1/100)単位で測定します。

*半音=音楽用語で100セント

音感測定コース紹介

音感測定 標準14音コース

※現在、音感測定 標準14音コースはサービスを停止しています。再開までお待ちください。

小学生向け 9音コース

※現在、音感測定 小学生向け9音コースはサービスを停止しています。再開までお待ちください。

音感測定の結果シートサンプル

※こちらは小学生向け9音測定コースの測定結果シートです。

楽器の演奏や歌を歌うことは、脳によいことが最新の脳神経科学で判明

7〜9歳の子供が楽器の練習を2年間行うと、言葉に対する脳の反応が鋭くなり、脳波に顕著な違いが表れるようになる

音を聞いた時に、その音に対応する脳波が脳幹で発生する。/ga/と/ba/という異なる音素を聞くと、音が異なるので脳波も異なる脳波が発生する。図の赤い領域が大きいほど、音を区別できていることを示す。楽器の練習を始める前(上段)より、2年間練習した(下段)方が脳波の出方が大きく異なる。

Nina Kraus, Jessica Slater, Elaine C. Thompson, Jane Hornickel, Dana L. Strait, Trent Nicol and Travis White-Schwoch. Music Enrichment Programs Improve the Neural Encoding of Speech in At-Risk Children. Journal of Neuroscience 3 September 2014, 34 (36) 11913-11918

カナダの112,916人の高校生を対象にした調査で、音楽のクラスを履修している子の方が科学・数学・英語の成績がよい

音楽(楽器)を習っていない子(No music)より、音楽を習っている子(engaged)の方が、10年生(高校1年生)と12年生(高校3年生)のときの成績がよい

Guhn, Martin & Emerson, Scott & Gouzouasis, Peter. (2019). A population-level analysis of associations between school music participation and academic achievement. Journal of Educational Psychology. 112. 10.1037/edu0000376.

 

75歳以上のお年寄りを対象に調査したところ、余暇として楽器の演奏をしている人は、パズルや読書をする人より認知症の発症リスクが低い

余暇として楽器を演奏している人(Playing a musical instrument)のハザード比は0.31(1より小さいほど効果が高い。この場合は認知症になりにくい)。

Verghese J, Lipton RB, Katz MJ, Hall CB, Derby CA, Kuslansky G, Ambrose AF, Sliwinski M, Buschke H. Leisure activities and the risk of dementia in the elderly. N Engl J Med. 2003 Jun 19;348(25):2508-16.