ブレインテックの調査・分析に強みを持つ株式会社neumo(本社:東京都渋谷区、代表取締役:若林 龍成、以下neumo)は、テクノロジーで人々の睡眠課題を解決するSleepTech(スリープテック)事業を展開する株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区、代表取締役:小林 孝徳、以下 ニューロスペース)と、今注目の最先端X-Techである「SleepTech」に特化した「SleepTechレポート」を共同企画し、2018年12月より販売開始いたします。ニューロスペースが保有する最先端のSleepTech・睡眠ノウハウを活用した事業開発・研究開発の知見と、neumoのアカデミックリサーチとテクノロジートレンドの両面をカバーしたリサーチノウハウを組み合わせ、グローバルのSleepTech最新研究・テクノロジー・プロダクトの事例を徹底リサーチしました。
【SleepTechレポートについて】
■背景
日本国内でも約5人に1人が睡眠に問題を抱えていると言われ、各メディアでの特集、企業の働き方改革・健康経営における従業員の睡眠問題への取り組み、国交省をはじめとした行政の睡眠への規則強化(2018年6月にドライバーを抱える運輸業界で睡眠不足点呼義務化を開始)など、睡眠問題とその解決を社会的課題として捉える認識が高まっています。同時に、CES(世界的な家電見本市)では「SleepTech」が2017年・2018年と2年連続独立したカテゴリ化され、睡眠計測デバイス等のテクノロジーも多く市場に登場し始めています。
一方で、社会的ニーズに対してサイエンスやテクノロジーの確立や社会実装はいまだ黎明期であり、睡眠の「見える化」に留まるものが多く、睡眠改善・生活改善に至るソリューションとして確固たるSleepTechプロダクトは市場浸透をしていません。サイエンスの面でも、睡眠は未解明でブラックボックスな命題や事象が多く、今後のさらなる発展・発見が望まれる分野です。
この度、ニューロスペースのSleepTech市場におけるパイオニアとしてのノウハウとSleepTech事業開発・研究開発の実践知や社会実装の経験値、neumoのニューロサイエンスやブレインテックの造詣(CES脳科学企業レポート等を発行)を融合し、これから市場が創出される黎明期であるSleepTech市場の活性化、当該市場での事業開発・研究開発に関心のある参入検討企業への情報支援を目的に本レポートを共同企画しました。
「眠らない人はいない」ことが示す通り、人にとってもっとも身近であり、一方でサイエンスの側面でも社会実装の側面でも未知が多く社会的習熟が不足する睡眠において、最大のフロンティアである睡眠およびSleepTechを探索します。
■レポート概要
レポートコンテンツは、大きく下記の7章での構成となっています(6,7章は別売)。市場・課題背景、最新の研究状況、最新のSleepTechプロダクト事例など、SleepTech領域における事業開発・研究開発を検討する大企業・ベンチャーの経営企画・事業企画・R&D担当者いずれの視点からも有用な構成となっています。
- 本書の目的と構成
- 睡眠とその生理学
- 睡眠状態の定義
- 睡眠を生み出している生理学的メカニズム(ホメオスタシス・概日リズム)の解説
- 睡眠市場の拡大と、盛り上がるSleepTech
- 睡眠市場が拡大している背景(睡眠不足の拡大と睡眠不足がもたらす問題)
- 睡眠がもたらすメリット
- SleepTechの世界的な盛り上がり状況(ビジネスカンファレンス、市場規模、研究規模の観点から)
- 脳神経科学・生理学を活用したSleepTech製品
- neumoが調査した、脳神経科学・生理学を元に開発されている世界のSleepTech製品の解説(SleepTech製品ごとの特徴、科学的背景も概説)
- 睡眠状態や質を計測
- 睡眠の質を高める
- 朝や日中の頭をすっきりさせる
- 日中のパフォーマンス(創造性)を向上する
- 乱れた概日リズムを整える
- neumoが調査した、脳神経科学・生理学を元に開発されている世界のSleepTech製品の解説(SleepTech製品ごとの特徴、科学的背景も概説)
- SleepTech製品に用いられている神経科学的/生理学的メカニズム
- 各SleepTech製品の背景となる科学・技術を論文に基づき詳説
(以下別売)
- 新たなSleepTechのシーズになりえる測定・刺激技術の最新研究
- 生理信号から睡眠の質や眠気を検知する
- 寝ている間に刺激を与えて睡眠効果を高める
- 日中の活動を変化させて睡眠改善へ繋げる
- 睡眠関連の生理信号から個々人の能力を予測する
- 睡眠にまつわる潜在ニーズ・ターゲット市場の検討に役立つ、不眠と健康リスクとの関係を調査した研究
- 悪い睡眠は直ちに仕事のパフォーマンスを低下させる
- 睡眠不足(過剰)は病気のリスクを高める
■販売形態
発売時期:2018年12月より
発売価格:60万円(税抜き)
お問い合わせ先:リリース末尾に記載(両社いずれからでもお問い合わせ可能)
■主な想定ユーザー
SleepTech領域における事業開発・研究開発を検討する大企業・ベンチャーの経営企画・事業企画・R&D担当者
■その他
レポート購入企業に向けて、両社では、紙面の都合でレポートに掲載を見送ったリサーチ情報や背景情報の共有を行うディスカッションミーティング、具体的なSleepTechを活用した事業開発・研究開発に関する相談・協議を提供予定です。別途お問い合わせください。
【株式会社ニューロスペースについて】
最先端睡眠テクノロジー(SleepTech)をもとに、睡眠計測デバイス・解析アルゴリズムを活用した睡眠解析プラットフォームを開発し社会実装を進めるSleepTechベンチャー。企業向け睡眠改善プログラムを通じ企業の健康経営・働き方改革を支援するとともに、生活者向け事業としてパートナー企業と睡眠×〇〇(例:ホームIoT)でサービスの共創を行い、睡眠解析プラットフォームを梃子にした事業推進を行う。中期的には蓄積した睡眠データをベースにした新規事業展開やSleepTech事業のグローバル展開を予定する。
本社:東京都墨田区横川1丁目16−3 横川倉庫 センターオブガレージ
代表者:代表取締役社長 小林 孝徳
創業:2013年12月
URL:https://neurospace.jp/
事業内容:睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術的支援、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援、睡眠ソリューション開発支援およびアルゴリズムAPIのライセンス提供
【neumoについて】
世界のブレインテック企業のテクノロジートレンドや、最新のニューロサイエンスの研究動向のリサーチなど、最新のブレインテックの調査・分析に強みを持つ。自社プロダクト開発の他に、事業会社のブレインテック領域での新規事業創出を支援することを目的としてブレインテックに関する講演やレポートの販売、新規事業開発コンサルティング、共同研究などにも取り組む。
本社:東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル3階PoRTAL
代表者:代表取締役社長 若林 龍成
創業:2017年8月
URL:http://www.neumo.jp/
事業内容:音感(音・音楽を聴く知覚・認知機能)を強化して音楽をより楽しめる・豊かに奏でられるようにする製品開発、事業会社の新規事業の創出支援、神経科学分野におけるビジネス・研究の調査(CES 2018 Braintech レポート、2018神経科学レポート、SleepTechレポートを販売中)