最先端の事業領域として、脳神経科学をベースにしたブレインテック(Braintech)ビジネスが世界で進んでおり、国内でも新規事業領域として注目されています。
ブレインテックの対象範囲は幅広く、健康経営に関わる領域では睡眠に関するスリープテック・うつやストレス対策など、生産性向上の領域では集中力やクリエイティビティ・記憶力などを高める技術、高齢化社会に向けては認知機能低下を早期発見したり健康寿命を伸ばすことを狙った技術など、日本の社会課題に対応した領域が含まれています。
弊社代表の若林はBraintechを取り巻く昨今の世界市場についてや、測定した脳活動を本人が知覚できるようにフィードバックすることで、本人が自分の脳活動を書き換えることができる「ニューロフィードバック」ビジネスについて講演を行いました。
また、ゲストとして世界の脳科学マーケティングを牽引するニールセンカンパニー合同会社所属、ニューロサイエンティスト シニアマネージャーの福島誠氏を迎え、脳科学や生理学を活用した消費者調査(ニューロマーケティング)の現状・展望についてご講演頂きました。
――――「消費者の心」は最新の脳科学技術でどう探れるのか?
ご参加者様にとって最も興味深いテーマの一つであるこの点において、非常に実践的な議論が交わされ、大いに盛り上がりました。脳科学を活用した新規事業や新しい取り組みについての光明が開ける時間となり、ご参加頂きました皆様にご満足頂ける充実した勉強会となりました。