June 07, 2023
イーロン・マスクのNeuralinkに続き、ライバル企業も3,300万ドル(約46億円)を資金調達してヒト試験に前進
米オースティンのParadromicsは、シリーズAラウンドで3,300万ドル(約46億円)を調達しました。この資金で、ヒトを対象とした臨床試験に臨みます。
皮質の1,600以上の神経細胞の活動を同時に測定できるDDI
Paradromicsが開発しているのは、Connexus® Direct Data Interface(DDI)と呼ぶデバイスです。皮質に留置することで、皮質表面から1.5mmの深さにある神経細胞の活動を測定します。
一つのモジュールにつき、1,600以上の神経細胞の活動を別々に測定可能です。
電力供給と外部とのデータ通信は、胸に埋め込んだモジュール経由で行います。
FDAから「画期的デバイス指定」を受け、機械による会話や自律的運動支援機器を開発
今回の資金調達の発表と同時に、FDAからの画期的デバイス指定を受けたことも発表されました。
ALSや脊髄損傷などにより、脳は正常に働いていても、会話ができなくなったり動作が著しく困難になることがあります。
Paradromicsでは、そのような人達のために、脳活動を読み取りリアルタイムで音声や動作に変換することで、会話や自律的運動を取り戻せる機器の開発を目指しています。
米オースティンのParadromicsは、シリーズAラウンドで3,300万ドル(約46億円)を調達しました。この資金で、ヒトを対象とした臨床試験に臨みます。
皮質の1,600以上の神経細胞の活動を同時に測定できるDDI
Paradromicsが開発しているのは、Connexus® Direct Data Interface(DDI)と呼ぶデバイスです。皮質に留置することで、皮質表面から1.5mmの深さにある神経細胞の活動を測定します。
一つのモジュールにつき、1,600以上の神経細胞の活動を別々に測定可能です。
電力供給と外部とのデータ通信は、胸に埋め込んだモジュール経由で行います。
FDAから「画期的デバイス指定」を受け、機械による会話や自律的運動支援機器を開発
今回の資金調達の発表と同時に、FDAからの画期的デバイス指定を受けたことも発表されました。
ALSや脊髄損傷などにより、脳は正常に働いていても、会話ができなくなったり動作が著しく困難になることがあります。
Paradromicsでは、そのような人達のために、脳活動を読み取りリアルタイムで音声や動作に変換することで、会話や自律的運動を取り戻せる機器の開発を目指しています。