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若い人、それも10代・20代でも、耳の聞こえが悪くなってきていることが、慶應義塾大学と国立病院機構東京医療センターによる研究で示されました。

難聴は、うつ病や認知症のリスクを高める原因の一つと考えられているため、早期診断と対策が重要です。

研究チームでは、2000年から2020年までの20年間、10歳から99歳までの10,681名を対象に聴力を測定しました。

この結果から、10〜40・50代の若年層において、高音(1000Hz, 2000Hz, 4000Hz)の聴力が20年の間に徐々に低下していることが示されました。
これは、スマホやポータブルプレイヤーなどで日常的に音を聞き続けていることが増えたことによるものと推測されます。

高音部は、音楽や、会話の中でもサ行などの子音に多い音です。この音が聞きにくくなることは、音楽を楽しんだりコミュニケーションをすることが難しくなってきてしまうので、注意が必要です。

実は、「私は音楽を爆音で聴いていないから大丈夫」というわけでもないので、若い方でもご注意ください。

Wasano, Koichiro et al. Patterns of hearing changes in women and men from denarians to nonagenarians. (2021) The Lancet Regional Health – Western Pacific, Volume 9, 100131

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