December 22, 2022
ギターを弾いてパーキンソン病が治る by ジョンズ・ホプキンズ
ギターを弾くことでパーキンソン病の身体症状が和らぎウェルビーイングが改善する
ジョンズ・ホプキンズ大学の研究により、週に2回のギターレッスンを行うことで、パーキンソン病の症状が改善することが分かりました。
音楽・リズムに乗ることで脳の複数ネットワークを活性化して症状を改善する
パーキンソン病は、運動をつかさどっている脳の機能障害が原因で、手が震えたり話すのが遅くなるなどの運動障害が現れる病気です。それによりQOLも低下します。
音楽は、音を処理する脳の聴覚野だけでなく、リズムに乗ることで運動野も活動するなど、複数の神経ネットワークを活性化させることがわかっています。
パーキンソン病の患者が週に2回、1時間のギターレッスンを6週間続けたところ、ギターを弾いているときに震えがおさまるだけでなく、この実験が終わった後も効果が継続することが分かりました。この成果は臨床的に有意な結果で、病気の症状だけでなく、気分や生活の質も改善されました。
この研究は実験参加者に好評で、ほとんどの参加者が実験終了後も継続を選択しました。
neumoは聞こえを測定・改善する技術を開発
neumoでは、聴覚脳神経科学に基づき聞こえの状態を測定・改善するサービスを開発しています。
協業など、ご興味のある方はお問い合わせください。