April 12, 2023

脳の電気刺激でCOVID-19の症状を緩和

脳を電気刺激することで、COVID-19により崩れた自律神経のバランスを整え酸素飽和度が上昇

非侵襲的な脳電気刺激を背外側前頭前野に行うことで、血中酸素飽和度が上昇することが実証されました。

1回のtDCSで症状が改善

行った脳電気刺激は経頭蓋直流電流刺激(tDCS)と呼ばれるもので、2つの電極を頭皮に貼り付け、2mAの電流を30分間流しました。

実験の被験者は、COVID-19により入院していた軽度〜中等度の症状の患者です。

1回の電気刺激により、心拍変動が大きく変化し、自律神経系に影響を及ぼしたことが確認され、血中酸素飽和度が上昇したことが確認されました。

自律神経系を正常化するブレインテックの可能性

COVID-19以外にも、自律神経のバランスが悪化する疾患の治療法として、tDCSが使える可能性があります。

 

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