May 20, 2022

あの果物が認知症を予防する?

ブルーベリーを食べることで、認知症を予防できるかもしれません。

50〜65歳の中高年が毎日ブルーベリーを食べる実験に参加

シンシナティ大学の研究で、50~65歳の、体重過多で糖尿病予備軍、加齢に伴う軽度の記憶力低下を自覚している人33名を対象とした実験を行いました。このような人は、認知症の発症リスクが高いと言われています。

実験の参加者の半数は、0.5カップのブルーベリーに相当するパウダーを、1日1回、2週間にわたって水と混ぜて飲みました(残りの半数はプラセボのパウダーを飲んだ)。

認知機能の向上に加え、糖尿病関連の症状も改善

ブルーベリーパウダーを飲んだグループは、プラセボのパウダーを飲んだグループに比べ、素早く単語を話すことや、記憶機能などに改善が見られました。

また、末梢性高インスリン血症も改善しました。

研究者は、「サンプルサイズが少ないので更なる検証が必要です。それまでは、ブルーベリーを定期的に食べるのはよいことかもしれません。」と述べています。

研究の詳細は下記よりご覧ください。
Blueberry Supplementation in Midlife for Dementia Risk Reduction

食べるだけのブレインテックとして使えるかも?

ブルーベリーを食べるだけで認知症のリスクが本当に抑えられるならばうれしいですね。生活の知恵が脳科学で検証されることで、よりよい製品や生活につながるとよいと思います。

ブルーベリーにはアントシアニン、プロアントシアニジン、フラボノール、ヒドロキシケイ皮酸エステルなどの成分が含まれます。健康によい影響を及ぼすメカニズムはまだ完全には解明されていないようです。成分の配合・量を最適化することで、より高い効果をもたらすことができる、ブレインテックとして活用できるかもしれません。

筆者はスーパーの冷凍ものが好きでときどき買っているので、これからも食べ続けようと思いました。

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