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加齢によって、あるいは極めて大きな音を聴き続けることによって難聴が進む。

内耳の蝸牛にある有毛細胞が音を神経信号に変換しているが、その有毛細胞が損傷することにより、音をとらえづらくなる。

損傷した有毛細胞は、哺乳類では回復す ...

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難聴は、うつ病や認知症のリスクを高める原因の一つと考えられているため、早期診断と対策が重要です。

研究チームでは、2000年から2020年までの20年間、10歳から99歳までの10,681名を対象に聴力を測定しました。

この ...

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遺伝や発達に問題があるために、生まれつき内耳(蝸牛や有毛細胞)が正常に機能しておらず、音の振動を神経信号として取り出すことが難しくなる、先天性感音難聴という症状がある。

生まれつき音を聞き取りづらいため、言葉の発達に大きな遅れをもたらす ...

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他人が噛んだり、息をするなどしたときの音(不愉快になる音)を聞いた時のミソフォニアの人の脳活動を計測すると、顔、口、喉の運動をつかさどる腹側前運動皮質の領域と、音を処理する聴覚野との接続が通常より強いことが分かった。

面白いのは、ミソフ ...

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歌を歌う、打楽器を演奏する、即興演奏をする、体の動きを伴った音楽セラピー、集中力や記憶力を高める音楽トレーニングといった、物理的に体を使って音楽に能動的に参加するという行動が、経度認知障害や認知症に効果があるかどうかが研究されている。

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まず世界的に見られる一般的な傾向として、夜にはリラックスした音楽を聴き、昼間にはエネルギッシュな音楽を聴く傾向がある。
その上で、年齢や地域などによる傾向が分析された。

若い人は激しい音楽を好む傾向があり、ラテンアメリカではより ...

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シカゴに住む65才以上の5,227人について、昼間の騒音レベルと、軽度認知症(MCI)・アルツハイマー病の有病率を比較した研究がある。

研究の結果、10dB騒音が大きい地区に住むことで、軽度認知症のリスクが36%、アルツハイマー病のリス ...

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この研究では、予期せぬ音に対する反射的な注意と、ある特定方向に対して注意を向けるという2つの条件について、耳介(外から見える部分。いわゆる耳)の動きを筋電位で計測した。
計測結果から、音に対して注意向けるために耳を動かす機能に ...

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意外なことに、絶対音感がある音楽家と、絶対音感がない音楽家との間で、脳の機能的・構造的な大きな違いは発見できなかった(本当は違いはあるが、今の機器では検出ができないという可能性はある)。

音楽家と普通の人との比較では、音楽 ...

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ネアンデルタール人や旧人類の化石に対して高解像度CTスキャンを行い、外耳・中耳を通した音の伝達モデルを構築。
ネアンデルタール人は4,000~5,000Hzまで聴こえていたと推定され、これは人類の祖先とされるシマ・デ・ロス・ウ ...