香港で起こった10代の自殺が発端となり、台湾のおもちゃメーカーが開発した感情共有ウェアラブルがCES 2019に出展。日本のパートナーを探している
3年前、香港で10代の自殺が多く起こった事件がありました。それを憂えた科学者が、ストレスや感情を心拍から推定するアルゴリズムを作り、台湾のおもちゃメーカーに売り込みます。科学者の理念に共感し、3代目社長が一念発起して子会社を立ち上げて開発し ...
末梢神経への刺激で睡眠や心理状態を改善する新規事業に可能性
副交感神経を優位にし、より早く、深く眠ることができるウェアラブルがCES 2019に展示された。特殊なパターンの振動を手首に与えるリストバンドである。
2019年夏に販売開始の予定で、日本企業からも問い合わせが数多くあり、どのパ ...
[研究紹介] 軽度認知障害の患者の記憶能力が音を聞くだけで上がる可能性がある
健忘型の軽度認知障害では、睡眠中の徐波と呼ばれる脳波が減少し、記憶の定着が阻害されていることが分かっている。Northwestern Universityの研究で、睡眠中に音を聞くことで徐波を高め、健忘型の軽度認知障害の患者の記憶能力 ...
[研究紹介] 盲目になった人に光を取り戻す臨床試験が進行中
盲目になった人の網膜を電気刺激して視覚を取り戻す製品を開発・販売しているSecond Sight社が、新しい技術の臨床試験を行っている。
網膜ではなく、脳の視覚野に電極を埋め込み、視覚野を電気刺激することでモノを見る技術である。
網膜ではなく、脳の視覚野に電極を埋め込み、視覚野を電気刺激することでモノを見る技術である。
[論文紹介] イノベーションに対する倫理的責任(Neuron)
科学雑誌Neuronから出されたウェラブル脳科学デバイスに関する記事が話題になっています。ブレインテック事業に関わっている方にも倫理面の話が必須になってきていると思いますので、何が書かれているのか読み解きたいと思います。
科学雑誌Neu ...
次世代非侵襲Brain Machine Interface への6つの道
アメリカ国防総省の機関であるDARPAが推進している非侵襲BMIのプログラム、Next-Generation Nonsurgical Neurotechnology(通称N3)に6つの組織が選ばれ賞金が授与されました。
DARPAはこれ ...
[研究紹介]その人のクリエイティビティの高い低いは、脳活動のつながり方から予測できる
人のクリエイティビティの高い低いは何で決まるのか
創造力、クリエイティビティに優れた人がいる。その人は、特殊な脳を持っているのだろうか。
今回は、その疑問に一面でイエスと答える研究を紹介する。
[研究紹介]メタ認知能力を高めるコーチングが、子どもの認知能力を更にブーストする
子どもの認知能力を高めるには
教育の現場において、子供のメタ認知能力を高めるコーチング手法は、認知能力を高めるために使われている。また、コンピュータを使ったプロセスベースの訓練も、子供の認知能力を高めるという証拠が多く得られている。
[研究紹介]瞑想により、人はポジティブ・ネガティブ双方に同等に反応し、よりよい選択ができるようになる
瞑想により、物事から学ぶ学び方を高めることができるだろうか
瞑想はよい効果があると言われているが、実際どのような効果があるのだろうか。
今回は、物事の学び方が変わるという点に着目した研究をご紹介する。
瞑想の熟練 ...
[研究紹介]練習直後に心臓に負荷をかけると、運動スキルが定着しやすい
特にスポーツ選手は、効果的・効率的に運動スキルを磨くことが必要である。
スキルの習得・改善は、もちろん筋肉を鍛えることが必要であると同時に、その筋肉を自在に操ることができるよう、脳を鍛えることも必要である。
今回は ...