March 02, 2023

脳を非侵襲的に刺激して禁煙

脳を電気や磁気で非侵襲的に刺激することで、長期的な禁煙率を高められる

フランスのディジョン大学病院により、脳を電気や磁気で非侵襲的に刺激することで、長期的に喫煙率を高められる可能性が示されました。

3〜6ヶ月後でも効果が持続することがわかった

科学誌 Addiction に掲載された研究では、7つの研究(合計で699人を調査)を横断的に調査しました。

経頭蓋直流刺激(tDCS)や経頭蓋磁気刺激(TMS)など、頭皮の上から脳に刺激を与える非侵襲的脳刺激は、タバコ依存症の治療などに有望と考えられています。今回の研究は長期的な効果の有無を調査したものです。

調査の結果、非侵襲的脳刺激を行うことで、長期的に(3〜6ヶ月後)喫煙が成功する可能性が何もしないよりも2.39倍高くなることが分かりました。

認知症予防にも禁煙は重要

たばこが健康を害することは広く知られています。そして、認知症の発症にも大きな影響を与えることが示されています。

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